レトロゲームをUSBで持ち歩く(Recalbox6.0)

以前、Raspberry Pi 3B+にゲームOSのRecalboxをインストールして「ゲーム機を作る」という記事を書きましたが、Raspberry Pi自体が5000円もしますので部品費の合計が1万円近くになってしまいました。

そこで古いPCでRecalbox6.0を動かしてみようと思い立ちました。RecalboxにはPC版もあるのです。しかし、RecalboxはあくまでRaspbianつまりLinux上で動いていますからディスクのフォーマットはLinuxでWindowsとは互換性がありません。そこでUSBメモリにRecalboxを入れてLive USBから立ち上げようというわけです。
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古いPCがあるならゲームコントローラーとUSBメモリだけでできるので合計2000円でレトロゲーム機ができます。
(あくまで古いPCがただで手に入るという前提ですが・・・)
しかもUSBメモリを使うのでパソコン本体には手を加えることもなく、すぐに元にもどせるという利点もあります。
小型のコントローラーとUSBメモリをバッグに入れておけば、いつでも

『そうだ! 今からお前んチでゲームしない?』

と言えるわけです。
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作業を始める前にRecalboxについて説明します。Recalboxはレトロゲーム機に特化したOSです。ベースはLinuxですが、プレイステーション、ニンテンドー64、スーパーファミコン、ファミコン、ゲームボーイアドバンス、PCエンジン、PC-9801、アーケードゲーム等たくさんのエミュレータが含まれています。またDOOMなどあらかじめフリーのゲームデータも含まれています。


用意するもの
・中古PC:Windowsが動作していたもの。ただしすべての機種で動作するとは限りません。
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・USBメモリ:今回は出っ張りを最小限にしたかったのでマイクロSDカード+ソケットという組み合わせにしました。しかし、このソケットは転送速度が遅いようです。
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・ゲームコントローラー:PC用のUSB接続タイプで有線、または無線
無線の場合はBluetoothではなく受信機を使うタイプにしてください。
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ノートPCは2機種で試してみました。
・ASUS ノートブック Eeebook X205TA:WiFi 音声ともにダメ
・Dell ノートパソコン Inspiron 11 Pentiumモデル:WiFi 音声ともOK

機種によってできないものとできるものがあるようです。

これから説明する作業はターゲットとなる中古PCで行う必要はありません。自分の使いやすいPCで作業してください。


Googleで「Recalbox」を検索すると、このページが見つかります。
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ダウンロードを選ぶと、機種別の表が出てきますのでWindows64(または32)を選びます。
どの機種もファイル名は同じですので要注意です。(中身は違う)
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ダウンロードしたファイルを選択し、右ボタンで7-Zipを使って解凍します。
するとRecalbox.imgというファイルができます。
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このファイルをUSBメモリに書き込むのですが、その前にUSBメモリが新品なら何もしなくてもいいですが念のためクイックフォーマットするといいかもしれません。(64GB以上の場合はFAT32で再フォーマットする必要があります)

そしてRecalbox.imgを書き込むわけですが、このファイルはディスクイメージですのでコピーするのではなくイメージ書き込みツールを使います。
どんなものでもいいと思うのですが、私はWin32diskimagerというソフトを使いました。
Googleで「Win32diskimager」を検索してホームページを開きます。
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「ダウンロードファイル一覧」のボタンを押すと一覧表が表示されます。
win32diskimager-***-install.exeを選びます。
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ダウンロードしてできたインストールファイルをダブルクリックしてインストールします。
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インストールが終わったらWin32Diskimagerを起動してファイルとしてRecalbox.imgを選び、書き込みドライブを選んでWriteボタンで書き込みます。
このときドライブを絶対に間違えないようにしてください。
書き込みが終わった瞬間に「フォーマットしますか?」というメッセージが出ますが、ぜったいにフォーマットしてはいけません。
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書き込みの終わったUSBメモリを中いPCに差し込みます。

ここから先の作業はPCの機種によってさまざまです。電源を入れたときに画面下に表示されるBIOSメニューに入るためのキーに注目してください。表示されない場合はネットで検索してください。

起動の優先順位をUSBに設定します。

起動時にF2キー(キーは機種によって違います)を連打してUSBメモリから立ち上げます。(押しっぱなしではなく連打)
最初にコントローラーの設定を行い、その後STARTボタンで設定を開き、言語を日本語に設定し、WiFiの設定を行います。
これで別のPCからWiFiでゲームデータを追加できます。追加するゲームは無料で公開されているものを使用してください。

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